当院の看取りに対する基本指針
当院では、人生の最終段階を迎えた患者様に対し、患者本人の意思決定を基本とし、
本人と患者家族との話し合いの中で適切な説明を行いながら、苦痛緩和などの医療ケアを進めてまいります。
基本指針の説明
1) 医師から患者様に十分な情報提供と説明を行い、本人の意思決定を基本としながら多職種間との話し合いの中で人生の最終段階での医療方針を決定し医療ケアを進めてまいります。
2) 本人の意思は変化しうるものであることを踏まえ、本人、家族との話し合いを繰り返し行ってまいります。
3) 本人の意思が伝えられない状況にある時は、家族等と十分な話し合いを行い、 本人の推定意思を多職種間で慎重に推測し意思決定に変えるものといたします。
4) 人生の最終段階における医療ケアについては、個人の尊厳を考慮し、苦痛なきよう症状の緩和に継続的に取り組むことといたします。
5) この指針では、生命を短縮する意図を持つ、安楽死は対象といたしません。
6) 診療における個々の意思決定のプロセスは、カルテに記載するものといたします。
令和3年10月1日施行
リラの杜在宅クリニック
院長 伊藤徹